男の甲子麺?
今年の甲子園は大して野球好きでもない私をも釘付けにしたほどいい試合が多かった。決勝戦を終えて、駒大付属の田中くんがインタビューに応えて、「早実の斉藤君の方が数段上です。」と答えた。確かに斉藤君のピッチングは完璧だったと思うが、あれだけの死闘を演じながら、田中君の相手を評価する姿勢に感動した。王貞治効果もあり、一般的な国民はみな早実を応援する中で、時には笑顔を忘れずに頑張っていた田中君の方が逆に高校生らしく好感が持てたのである。
その事とは別に、私は以前から高校スポーツ界で野球のみを別格扱いしていることは間違っていると感じていた。甲子園で活躍した生徒は地域のヒーローだが、インターハイで活躍しても誰も見向きもしないといった風潮がないだろうか?野球部だけは大応援団を組織し、多額の寄付金を集め、インターハイ出場選手は大会出場のための資金捻出に苦労していたりするのをよく耳にしてきた。すべてがそうだとは言い切れないが、少なくとも同じ高校スポーツで待遇に差があってはよくない!寄付金にしても学校全体の後援会として集めたものを各クラブの活躍に合わせて平等に支出すべきである。団体競技で百人もいるクラブが総力を上げて甲子園に行くことよりも個人でインターハイに出場することの方が大変ではないかと思ってしまうのである。いずれにしても大人の都合で野球選手だけをチヤホヤするのは卒業してからにしてもらいたいものである。